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平成29年3月号
職員だより
文部科学省 初等中等教育局 健康教育・食育課
「第2次学校安全の推進に関する計画の策定について」の答申を頂きました
児童生徒等が学校で生き生きと活動し、安全に学べるようにするためには安全な環境を整えるとともに、児童生徒等自身に様々な状況下において、自らの命を守る力や安全で安心な社会づくりに貢献する力を育成することが重要です。
国は、学校保健安全法に基づき、平成24年に学校安全の推進に関する計画を策定しています。現行計画の計画期間が平成28年度で終了することから、第2次学校安全の推進に関する計画の策定に向け、中央教育審議会で審議が進められてきました。 2月3日に中央教育審議会の総会が開催され、「第2次学校安全の推進に関する計画の策定について」の答申が北山禎介会長から樋口大臣政務官に手渡されました。
「第2次学校安全の推進に関する計画の策定について」の答申は、学校安全の推進を着実に進めるため、これまでの学校安全に関する取組状況を検証し、平成29年度からの5年間において目指すべき姿とともに、具体的な施策目標を設定して取り組むことを提言しています。
提言には、“全ての教職員が、各種機会を通じて、各キャリアステージにおいて、必要に応じた学校安全に関する研修等を受ける“、”全ての学校において、児童生徒等の安全に関する保護者、地域住民との連携体制を構築する“など12の施策目標に基づき、学校安全を推進するための方策が示されています。
答申を受け取った樋口大臣政務官は、
「学校において、児童生徒の安全確保は最も優先されます。答申で、お示しいただいた提言をしっかりと受け止めて、政府として第2次学校安全の推進に関する計画を策定し、関係諸施策の推進に取り組んでまいります」と話しました。