今月のニュース バックナンバー

令和6年5月号

職員だより

文部科学省 総合教育政策局 男女共同参画共生社会学習・安全課

【熱中症事故の防止】

 令和5年度の夏の気温は、気象庁による1946年の統計開始以降、北日本・東日本・西日本で歴代1位(西日本は1位タイ)となり、日本国内での熱中症による救急搬送人員数(全年齢)は91,467人となりました。また、こうした状況において、学校の管理下や登下校中における熱中症は3,240件が確認されています。
 今年の夏は全国的に気温が高いと予想されており、児童生徒等の健康被害を防ぐため、教職員や部活動の指導者等で共通認識を図りながら、それほど気温の高くない時期から適切な措置を講ずることや、活動の場所や種類にかかわらず暑さ指数に基づいて活動実施を判断すること、熱中症事故防止に関して児童生徒等へ適切に指導を行うこと等が必要です。
 今回は、熱中症事故を防止するための対策に関する本年度の通知文の内容について、動画作成しました。視聴後、チェックリストや熱中症ガイドライン(追補版含む)を元に各学校・園の熱中症対策の参考としてください。

※動画を再生すると音が出ます。ご注意ください。