今月のニュース バックナンバー

令和2年7月号

職員だより

文部科学省 総合教育政策局 男女共同参画共生社会学習・安全課

「新しい生活様式」と熱中症事故の防止について

  5月4日の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議において、「新型コロナウイルスを想定した『新しい生活様式』」が示されました。「新しい生活様式」では、一人ひとりが感染防止の3つの基本である①身体的な距離の確保、②マスクの着用、③手洗いや、「3密(密集、密接、密閉)」を避ける等の対策を取り入れた生活様式を実践することが求められています。
  今夏は、これまでの生活様式とは異なる環境下で、例年以上に熱中症に気を付けることが重要です。学校教育活動における熱中症事故の防止については、5月27日付け通知「熱中症事故の防止について(依頼)」や「熱中症関連情報」(学校安全ポータルサイト:6月8日更新)で既にお知らせしているところですが、熱中症の発生件数が多い時期を迎えるにあたり再度対策の確認をお願いいたします。
  特に夏期の気温、湿度が高い中でマスクを着用すると、熱中症のリスクが高くなる恐れがありますので、学校において下記の点について十分留意して下さい。

熱中症などの健康被害が発生する可能性が高いと判断した場合は、マスクを外す。
マスクを外す場合には、できるだけ身体的距離を保つ、近距離での会話を控えるようにするなどの配慮をすることが望ましいが、熱中症も命に関わる危険があることを踏まえ、熱中症への対応を優先する。
※マスクの取り外しについては、活動の態様や児童生徒等の様子なども踏まえ、現場で臨機応変に対応することが重要。
※児童生徒等本人が暑さで息苦しいと感じた時などには、マスクを外したり、一時的に片耳だけかけて呼吸したりするなど、自身の判断でも適切に対応できるように指導する。
熱中症リスクを考慮し、登下校時には、人と十分な距離を確保できる場合には、マスクを外す。
体育の授業及び運動部活動におけるマスク着用の必要はない。ただし、感染症予防には配慮する。
児童生徒等に対する熱中症予防の学習において、マスク着用によるリスクと対応について指導しておく。
また、必要に応じて水分を補給できるよう水筒を持参させたり、適宜休憩をとったりするなどの対応をとるよう事前に指導しておく。(登下校時を含む)

  熱中症により救急搬送者や医療機関を受診される方が増加した場合、新型コロナウイルス感染症の対応を行っている医療機関に負荷がかかってしまうことも考えられます。環境省及び厚生労働省から、国民の皆様が十分な感染症予防を行いながら、熱中症予防をこれまで以上に心掛けていただけるよう「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント等が示されています。学校関係者の皆様もご参照の上、熱中症予防に努めていただきますようお願いいたします。

(以下参考)

令和2年度の熱中症予防行動(リーフレット)
<令和2年度の熱中症予防行動(リーフレット)>

「性犯罪・性暴力対策の強化の方針」が決定されました

  6月11日に、性犯罪・性暴力対策強化のための関係府省会議において「性犯罪・性暴力対策の強化の方針」が決定されました。
  性犯罪・性暴力の根絶は待ったなしの課題です。その根絶に向けて、社会全体でこの問題に取り組む必要があることを自覚し、令和2年度から4年度までの3年間を性犯罪・性暴力対策の「集中強化期間」として、教育・啓発の強化等の実効性ある取組を速やかに進めていくこととなっています。
  学校等においては、性暴力の加害者、被害者、傍観者にもさせないため、就学前の教育・保育を含め、地域の人材の協力も得ながら、また、保護者等の理解を得ながら、取組を推進することとし、具体策として、小学校や中学校で、不審者等に付いていかないなど、性犯罪も含む犯罪被害に遭わないための防犯指導を行うことも盛り込まれています。必要に応じて保健指導や生徒指導等の関連領域と連携しながら、防犯教育の一層の充実をお願いします。