お知らせ

熱中症・水難事故防止関連情報

総合教育政策局 男女共同参画共生社会学習・安全課

熱中症事故と河川水難事故を防止するために (最終更新日:令和6年5月1日)

 熱中症事故は体育、スポーツ活動だけでなく、部活動、屋内での授業中、登下校中においても発生しており、教育課程内外を問わず適切な熱中症の防止措置をとることが必要です。また、それほど高くない気温(25~30℃)の時期から適切な措置を講ずることや、気象状況や空調設備等の整備状況等を踏まえて活動内容を設定することも重要です。
 今年の夏は、全国的に気温が高いと予想されており、児童生徒等の健康被害を防ぐため、教職員や部活動の指導者等で共通認識を図りながら、暑さ指数に基づいた活動実施の判断を行うことや、熱中症事故防止に関して児童生徒等へ適切に指導を行うこと等が必要です。
 また、熱中症の疑いがある症状が見られた場合には、早期の水分・塩分補給、全体の冷却、病院への搬送などの適切な処置を行ってください。

 また、夏は河川や海での水難事故も多くなる時季です。子供だけで河川や海に行かない、河川などに入る時はライフジャケットを着用するなど、安全確保に十分留意しましょう。

 熱中症予防と河川水難事故防止に関する詳しい情報については、以下に掲載されている通知、資料をご覧ください。

<熱中症予防の原則>

  1. 環境条件を把握し、それに応じた運動、水分・塩分補給を行うこと
  2. 暑さに徐々に慣らしていくこと
  3. 個人の状況を考慮すること
  4. 服装に気を付けること
  5. 具合が悪くなった場合には早めに運動を中止し、必要な処置をすること


図・熱中症への対応
日本スポーツ振興センター作成「スポーツ事故対応ハンドブック」より引用

★令和6年度は4月24日(水)から10月23日(水)まで実施★

 暑さ指数は、環境省の「熱中症予防情報サイト」で地域ごとの実況値・予測値を確認することができます。また、同サイトでは、環境省による熱中症警戒アラート(暑さ指数予測値に基づき、前日17時及び当日5時頃、熱中症による人の健康に係る被害が生ずるおそれがある場合(暑さ指数が33を超える場合)に発令)や熱中症特別警戒アラート(暑さ指数予測値に基づき、前日14時頃、熱中症による人の健康に係る重大な被害が生ずるおそれがある場合(暑さ指数が35を超える場合)に発令)の発令状況等も確認することができます。
 なお、域内の暑さ指数の実況値・予測値、熱中症警戒アラート・熱中症特別警戒アラートの発表の有無に係わらず、実際に活動する場所における熱中症の危険度を、暑さ指数等を活用して把握し、適切な熱中症予防を行うことが重要であるに十分留意してください。

熱中症特別警戒情報(熱中症特別警戒アラート)リーフレット
<熱中症特別警戒情報(熱中症特別警戒アラート)リーフレット>

文部科学省

スポーツ庁

独立行政法人日本スポーツ振興センター

環境省


◆河川水難事故防止に関する情報◆

文部科学省

スポーツ庁

国土交通省

○リーフレットや水難事故防止動画

安全に楽しく川や水辺で活動するために活用を図っていただき、水難事故の防止にお役立願います。

リーフレット

水難事故防止動画

○ライフジャケット着用の普及キャンペーン

子どもの水辺サポートセンター(公益財団法人河川財団内に設置)等では、河川水難事故防止のため、川や水辺での事故を減らし、安全で楽しい体験活動ができるようライフジャケット着用を普及する取り組みの一環として「ライジャケ・オン・キャンペーン」を全国で開催する予定です。詳細は子どもの水辺サポートセンターHPを参照ください。

○全国の水難事故マップ

子どもの水辺サポートセンター(公益財団法人河川財団内に設置)では、河川水難事故防止のため、川や水辺を活用した安全で楽しい体験活動を推進するための取り組みの一環として「全国の水難事故マップ」を同センターのホームページ上で公開しています。