基礎研修② 安全教育の基礎

本研修の対象者

  • 教職員を目指す学生等

学習目標

  • 学校安全に関する基礎的知識を身に付けている。

※動画標準再生時間:約13分

求められる資質・能力

  • 安全教育の目標を理解している。
    • 安全教育の目指す資質・能力を理解している。
    • 発達段階に応じた安全教育の目標を理解している。
  • 下記に関する基礎的な知識を身に付けている。
    • 3 領域における安全教育の内容
    • 教育課程における安全教育(学校安全計画に基づく、教科横断的・系統的・体系的な安全教育の実施)
    • 各教科、特別活動、日常の学校生活での指導のあり方
    • 安全教育の評価の意義、方法

問1

次の中から、安全教育の目標に関する記述について、 適切でないものを2つ 選びなさい。

正誤判定

安全教育の目標は、日常生活全般における安全確保のために必要な事項を 実践的に理解 し、自他の生命尊重を基盤として、生涯を通じて安全な生活を送る基礎を培うとともに、 進んで 安全で安心な社会づくりに参加し貢献できるような資質・能力を養うことにあります。

問2

次の中から、安全教育が目指す資質・能力に関する記述について、 適切でないものを1つ 選びなさい。

正誤判定

「ア.各個人の有する能力を伸ばしつつ社会において自立的に生きる基礎を培い、また、国家及び社会の形成者として必要とされる基本的な資質を養う」は、義務教育としての普通教育の目的です(教育基本法第5条)。

問3

次の中から、発達段階に応じた安全教育の目標に関する記述について、 適切でないものを2つ 選びなさい。

正誤判定

小学校では、危険の要因や事故等の防止について理解するとともに、 安全の状況を判断し進んで 安全な行動ができるようにすることが目標です。また、中学校では、 地域 の安全上の課題を踏まえ、日常の備えや災害時の助け合いの大切さを理解し、 自他の 安全のために主体的に行動できるようにすることが目標です。

問4

次の中から、生活安全に関する安全教育の内容に 該当しないものを1つ 選びなさい。

正誤判定

「エ.事故発生時に備えた学校の危機管理マニュアルの作成と運用の仕方」は、教職員が習得すべき内容で、児童生徒等に対する安全教育の内容ではありません。

問5

次の中から、交通安全に関する安全教育の内容に 該当しないものを1つ 選びなさい。

正誤判定

交通安全に関する安全教育の内容としては、「 運転中のスマートフォン使用の危険の理解と安全な行動 」があります。

問6

次の中から、災害安全に関する安全教育の内容に 該当しないものを1つ 選びなさい。

正誤判定

災害安全に関する安全教育の内容としては、「地域の 防災活動 の理解と積極的な参加」があります。

問7

次の中から、教育課程における安全教育に関する記述について、 適切でないものを1つ 選びなさい。

正誤判定

教育課程における安全教育は、家庭や地域社会で学ばれる内容を補うものとしてではなく、 教育要領、学習指導要領に基づき 、学校安全に関する内容を教育課程に編成して実施します。

問8

次の中から、各教科等における指導に関する記述について、 適切でないものを2つ 選びなさい。

正誤判定

各教科の学習活動そのものを安全に行うための指導は、 各教科で 行います。また、総合的な学習の時間では、生活安全・交通安全・災害安全のいずれか 1領域に関するテーマを定めて 探究的な学習を行うことも考えられます。

問9

次の中から、特別活動や日常の学校生活における安全指導に関する記述について、 適切でないものを2つ 選びなさい。

正誤判定

学校行事の避難訓練では、社会科や理科で学ぶ自然災害に関する 知識を活かしながら 、災害時における身の安全の守り方を学ばせます。また、日常の学校生活における安全指導は、 朝の会や帰りの会、ショートホームルーム、休み時間などを活用 して、授業や行事に関連させて安全に関する指導を推進することが重要です。

問10

次の中から、安全教育の評価の意義や方法に関する記述について、 適切でないものを1つ 選びなさい。

正誤判定

安全教育の評価においては、児童生徒等の安全に対する知識・技能ではなく、 安全に対する意識や態度の変容 を評価します。

結果

「再テスト」ボタンをクリックすると再度テストに解答できます。学習しなおす場合は、目次から学習したいページをクリックしてください。

当コースの学習はこれで修了です。以下の手順で修了証を発行してください。

【ご注意】

  1. これから修了証発行まで画面を進める際は、絶対にブラウザの[戻る(←)]ボタンは使わないでください。当ボタンをクリックすると当教材のTOPページが表示され、最初からテストをやりなおすことが必要になります。
  2. 入力確認画面で[修了証を発行する]ボタンをクリックすると、再入力できませんのでご注意ください。

【修了証発行手順】

  1. 下端の所属欄、氏名欄に入力し、[入力内容を確認する]ボタンをクリックしてください。所属欄は2行まで改行可能で、2行あわせて30文字まで入力できます。
  2. 入力確認画面が表示されたら、入力内容をご確認のうえ[再入力する]または[修了証を発行する]ボタンをクリックしてください。
  3. [修了証を発行する]ボタンをクリックすると、下図のような修了証が表示されます。ブラウザの印刷機能を使って、印刷したり、PDFファイルに保存してください。
  4. 別のコースを受講する場合は、修了証の画面を閉じ、当サイトのTOPページから開始してください。
受講修了証

あなたは、下記の研修を受講し、学校安全に関して必要な知識等を習得されましたので、これを証します。 記  教職員のための学校安全 e-ラーニング

文部科学省 学校安全推進室