基礎研修③ 安全管理・組織活動の基礎
本研修の対象者
- 教職員を目指す学生等
学習目標
- 学校安全に関する基礎的知識を身に付けている。
※動画標準再生時間:約15分
求められる資質・能力
-
安全管理の基礎を理解している。
- 安全管理の全体像を理解している。
-
以下の事項に関する基礎的な知識を身に付けている。
- 学校環境(施設・設備)の安全点検の概要、安全点検の種類
- 学校生活の安全点検の目的、対象、方法
- 通学の安全確保の目的、対象
- 事故発生時の基本的な対応
- 災害発生時の避難
- 児童生徒等の生命・健康が最優先という基本原則
- 発生後の対応・事後対応の概要
- 組織活動(体制整備、家庭・地域・関係機関との連携)の概要
問1
次の文は、学校における安全管理で行うべき要素について説明したものです。空欄に当てはまる適切な言葉をア〜エの中から答えなさい。
学校における安全管理で行うべき要素には、事故が起こらないようにする[ ]活動と、事故等発生時の緊急対応及び発生後の対応、そして事後対応があります。
正誤判定
安全管理のうち、事故が起こらないようにする活動は、 未然防止 活動と呼ばれます。
問2
次の中から、学校環境(施設・設備)の安全点検に関する記述として 適切なものを1つ 選びなさい。
正誤判定
学校環境(施設・設備)の安全点検では、点検により発見した危険を取り除くなどの 改善措置を行います 。また、学校保健安全法施行規則では、 他の法令(消防法・建築基準法等)に基づくもののほかに 、定期的・臨時的・日常的な点検を行うことが定められています。
問3
次の中から、学校生活の安全管理に関する記述として 適切なものを1つ 選びなさい。
正誤判定
学校生活の安全管理は、授業や休み時間はもとより、クラブ活動・学校行事などの特別活動、学校給食、清掃活動などの時間を含む、 学校における全ての教育活動が対象 です。また、その方法としては、自校についての状況把握だけでなく、 国内外の学校事故の教訓も踏まえて 事故の発生状況や原因・関連要因等を把握することが必要です。
問4
次の中から、通学の安全管理に関する記述として 適切なものを1つ 選びなさい。
正誤判定
通学路を含む地域社会の治安の確保の一般的な責務は、当該 地方公共団体 にあります。通学の安全管理では、交通安全の観点だけでなく、 生活安全や災害安全の観点からも対策 を行います。
問5
校内で事故等が発生した場合、原則として、その場に居合わせた教職員が速やかに行うべきことは何ですか。次の中から最も 適切なものを1つ 選びなさい。
正誤判定
事故等が発生した場合、その場に居合わせた教職員は 速やかに応急手当を行う とともに、必要に応じて、救急車等の手配、他教職員への協力要請を実施します。
問6
地震発生時に、地震の揺れを感じたり緊急地震速報を受信したりした時点の初期対応として、どのように児童生徒等の身の安全を確保したらよいですか。次の文の空欄に当てはまる言葉として
最も適切なものを3つ
選びなさい。
ものが「[ ]こない」、「[ ]こない」、「[ ]こない」場所に避難させる。
正誤判定
地震の揺れを感じたり緊急地震速報を受信したりした場合には、まず初期対応として、ものが「 落ちて こない」「 倒れて こない」「 移動して こない」場所に避難して、児童生徒等の身の安全を確保します。
問7
教職員等は、日頃から危機管理マニュアルに定められている対応手順等を理解し、実践できる力を身に付けておく必要ですが、事故・災害の状況によってはマニュアルに想定されていない事態が生ずることがあります。そのような事態には、何を最優先にして行動することが大切ですか。次の中から最も 適切なものを1つ 選びなさい。
正誤判定
事故・災害の状況によってはマニュアルに想定されていない事態が生ずることもあるため、教職員は、「 児童生徒等の生命と健康を最優先する 」という緊急対応の基本原則を意識しておくことが重要です。
問8
次の文は、事故や災害による危機がいったんおさまったり回避されたりした後の対応の一部を説明したものです。ア〜ウの中から、空欄に当てはまる
最も適切な言葉を1つ
選びなさい。
児童生徒等が校内にいる場合は、危機管理マニュアルに従って、児童生徒等の安否を確認します。次に児童生徒等の登下校の安全確保を図るために、学校に[ ]させるか、保護者に引き渡すかなど、状況を把握し、判断する必要があります。
正誤判定
児童生徒等の安否を確認した後は、登下校の安全確保を図るため、学校に 待機 させるか、保護者に引き渡すかなど、状況を把握し、判断する必要があります。
問9
次の文は、学校における体制整備を進める上で必要なことを説明したものです。ア〜ウの中から、空欄に当てはまる
最も適切な言葉を1つ
選びなさい。
安全管理・安全教育いずれの活動も、管理職をはじめとする他の教員との協力体制が不可欠です。そのため、日頃から、安全に関して気付いたことなどは積極的に報告・連絡・[ ]することが大切です。
正誤判定
管理職をはじめとする他の教員との協力体制のため、日頃から、安全に関して気付いたことなどは積極的に報告・連絡・ 相談 することが大切です。
問10
次の文は、安全教育と安全管理における組織活動を進める上で大切なことを説明したものです。ア〜エの中から、空欄に当てはまる
最も適切な言葉を1つ
選びなさい。
学校安全の活動を進める上で、各学校では、学校運営協議会制度を活用したり地域学校安全委員会などを設置したりするなどして、[ ]や地域住民、さらには関係機関との連携体制を構築して、学校安全を推進していきます。
正誤判定
学校安全の活動を進める上で、各学校では、学校運営協議会制度を活用したり地域学校安全委員会などを設置したりするなどして、 保護者 や地域住民、さらには関係機関との連携体制を構築して、学校安全を推進していきます。
結果
「再テスト」ボタンをクリックすると再度テストに解答できます。学習しなおす場合は、目次から学習したいページをクリックしてください。
当コースの学習はこれで修了です。以下の手順で修了証を発行してください。
【ご注意】
- これから修了証発行まで画面を進める際は、絶対にブラウザの[戻る(←)]ボタンは使わないでください。当ボタンをクリックすると当教材のTOPページが表示され、最初からテストをやりなおすことが必要になります。
- 入力確認画面で[修了証を発行する]ボタンをクリックすると、再入力できませんのでご注意ください。
【修了証発行手順】
- 下端の所属欄、氏名欄に入力し、[入力内容を確認する]ボタンをクリックしてください。所属欄は2行まで改行可能で、2行あわせて30文字まで入力できます。
- 入力確認画面が表示されたら、入力内容をご確認のうえ[再入力する]または[修了証を発行する]ボタンをクリックしてください。
- [修了証を発行する]ボタンをクリックすると、下図のような修了証が表示されます。ブラウザの印刷機能を使って、印刷したり、PDFファイルに保存してください。
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