中堅教職員向け研修

本研修の対象者

  • 教職員歴がおおむね6年以上で、各学校園において中堅となって活動する教職員

学習目標

  • 学校安全推進の中核となり、学校安全計画の策定・見直し、危機管理マニュアルの原案作成・改善、各種学校安全活動の企画・調整・評価、校内研修の企画・推進などを行うことができる。

※動画標準再生時間:約16分

求められる資質・能力

  • 学校安全推進の中核として、以下の事項を理解している。
    • PDCAサイクルによる学校安全の強化の必要性
    • 学校安全推進の中で中堅教職員として果たすべき役割
  • 学校安全を強化するPDCAサイクルを回すために必要な下記の事項について、具体的な方法に関する知識を身に付けている。
    • 学校安全計画の策定における留意点
    • 学校安全計画の見直しの方法
    • 危機管理マニュアルに記載すべき内容
    • 危機管理マニュアルの作成・見直しの手順
    • 幼稚園・特別支援学校における危機管理上の留意点
    • 安全教育の評価・改善の意義、視点
    • 安全管理の評価・改善の意義、視点

問1

次の文中の下線部ア〜オのうち、 適切ではない箇所を1つ 選びなさい。

学校安全の取組の実効性を高め、児童生徒等の安全を守るためには、計画、実施、評価、改善の (ア)PDCAサイクル の中で、学校安全体制を強化していくことが必要である。学校安全計画に記載された事項の実施状況、取組の中で得られた各種情報等をもとに、定期的に振り返りを行うだけでなく、 (イ)全国各地において発生する様々な事件等 を踏まえ、 (ウ)自校を取り巻く安全上の課題やその対策 を検証し、 (エ)学校安全計画 や取組を (オ)3年に一度 見直していくことが重要である。

正誤判定

学校安全計画や取組は、 毎年 見直していくことが重要です。

問2

次の中から、学校安全担当者の役割に関する記述として 適切でないものを1つ 選びなさい。

正誤判定

学校安全担当者は、 学校安全活動 の企画・調整・評価を行います。

問3

次の中から、学校安全計画に関する記述として 適切でないものを2つ 選びなさい。

正誤判定

学校安全計画は、学校保健安全法に基づき、 すべての学校で策定 することが義務づけられており、 毎年度、作成する 必要があります。

問4

次の中から、学校安全計画の見直しに関する記述として 適切でないものを2つ 選びなさい。

正誤判定

新たな危機事象については、法改正や通知に拠らずとも、 学校を取り巻く安全上の課題と対策を検証 し、改善につなげます。また、取組の適切性の検証や改善に際しては、 外部専門家等の助言 も活用することが望まれます。

問5

次の中から、危機管理マニュアルに関する記述として 適切でないものを2つ 選びなさい。

正誤判定

危機管理マニュアルを作成する際には、 事前、発生時、事後の三段階 の危機管理を想定します。また、実際の対応時には、マニュアルを見る時間的余裕はありませんので、 全教職員 がしっかりとマニュアルの内容を事前に理解しておくことが必要です。

問6

次の中から、危機管理マニュアルの作成・見直し手順に関する記述として 適切でないものを1つ 選びなさい。

正誤判定

訓練等は、 保護者や自治体、地域住民と合同で実施する ことが理解を得ることにもつながります。

問7

次の中から、幼稚園等、特別支援学校等における危機管理の留意点に関する記載として 適切でないものを2つ 選びなさい。

正誤判定

幼児は、 心身ともに 未熟であることに留意する必要があります。また特別支援学校等では、児童生徒等が 自分の障害の状態や特性等を理解して安全に留意できるよう 指導することが重要です。

問8

次の中から、安全教育の評価に関する記載として 適切でないものを1つ 選びなさい。

正誤判定

安全教育の評価は、 カリキュラム・マネジメントの一環として 行います。

問9

次の文中の下線部ア〜キのうち 適切でない箇所を2つ 選びなさい。

安全管理の評価の意義は、 (ア)安全管理の実態 を把握することにより、安全管理の (イ)対象 (ウ)観点 (エ)行動 が、安全管理のねらいに合致しているか否かを検討し、より有効な安全管理のための改善策を明らかにすることにある。評価の結果は、 (オ)教職員全員 が共有するとともに、必要に応じて、 (カ)保護者 (キ)報道関係者 及び (ク)児童生徒等 にフィードバックする。

正誤判定

安全管理の評価の意義は、安全管理の実態を把握することにより、その対象、観点、 方法 が、安全管理のねらいに合致しているか否かを検討し、より有効な安全管理のための改善策を明らかにすることにあります。評価の結果は、教職員全員が共有するとともに、必要に応じて、保護者、 地域関係者 及び児童生徒等にフィードバックします。

問10

次の中から、安全管理の評価の観点に関する記述として 適切でないものを2つ 選びなさい。

正誤判定

安全管理の評価の観点は、 学校や地域の実情に合わせて 、より具体的で適切なものを設定します。また、安全点検の評価としては、点検項目が適切であったかに加えて、 安全点検は計画的に実施され必要な改善措置がなされたか、全教職員の共通理解の下に実施されたか 、なども評価します。

結果

「再テスト」ボタンをクリックすると再度テストに解答できます。学習しなおす場合は、目次から学習したいページをクリックしてください。

当コースの学習はこれで修了です。以下の手順で修了証を発行してください。

【ご注意】

  1. これから修了証発行まで画面を進める際は、絶対にブラウザの[戻る(←)]ボタンは使わないでください。当ボタンをクリックすると当教材のTOPページが表示され、最初からテストをやりなおすことが必要になります。
  2. 入力確認画面で[修了証を発行する]ボタンをクリックすると、再入力できませんのでご注意ください。

【修了証発行手順】

  1. 下端の所属欄、氏名欄に入力し、[入力内容を確認する]ボタンをクリックしてください。所属欄は2行まで改行可能で、2行あわせて30文字まで入力できます。
  2. 入力確認画面が表示されたら、入力内容をご確認のうえ[再入力する]または[修了証を発行する]ボタンをクリックしてください。
  3. [修了証を発行する]ボタンをクリックすると、下図のような修了証が表示されます。ブラウザの印刷機能を使って、印刷したり、PDFファイルに保存してください。
  4. 別のコースを受講する場合は、修了証の画面を閉じ、当サイトのTOPページから開始してください。
受講修了証

あなたは、下記の研修を受講し、学校安全に関して必要な知識等を習得されましたので、これを証します。 記  教職員のための学校安全 e-ラーニング

文部科学省 学校安全推進室